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スタッフブログ

  • 想い

    2021年3月3日(水)鬼澤コラム

    2021年が始まったかと思いきや、早いものでもう3月に突入しました。
    年齢とともに時間が過ぎ去るのがとても早く感じますね。
    沢山のお客様からご依頼を頂いているからこそ、時の流れが早く感じるのだと思います。
    感謝しかありません。
    地震関連でお困りのお客様も多数いらっしゃるので、お困り事に解消の為にも社員一丸となってしっかり対応していきたいと思います。

     

    先日、長年弊社の現場に協力してくれていた職人が亡くなりました。
    まだ43歳でした。
    彼は一級技能士の資格の他に指導員免許も保有する素晴らしい職人でした。
    彼と出会ったのは15年ほど前でした。
    会ってすぐ意気投合し、一緒にタッグを組んで仕事をする様になりました。
    当時はまだ私も現場で職人として働いており、彼と一緒にペンキにまみれる毎日を過ごしていました。
    どんなに難しい現場でも、彼と私のコンビはきっちり収めていましたし、周りから見ても最強コンビだったと思います。
    休憩時間や食事の時間で彼と頻繁に話していたのは「業界をより良くしていく」事でした。
    職人の待遇向上、職人の社会的地位向上、現場品質向上、技術力向上、塗装業界のイメージアップ等のテーマでとことん議論していました。
    そこには2人とも純粋な気持ちしか無かったと思います。

     

    とある塗装業経営者との飲み会で、この業界のネガティブな話をしていたのを覚えています。
    その飲み会では、そもそもがペンキ屋に来る人間はまともな者が少ない、入社してもすぐ辞めていく、大きな力を持つ塗料メーカーやハウスメーカーが資本力にモノを言わせて我々の様な弱小ペンキ屋の食い扶持を少なくしている等、聞くに耐えない愚痴や罵詈雑言を吐き散らしていました。
    負け犬根性的な話ばかりでした。
    そんな環境だからこそ、こう是正していこう!その為に我々に何ができるのか?というポジティブな話にスライドしていくのならば私も聞く耳を持てるのですが、人の文句ばかり垂れ、世を嘆いてばかりのネガティブ経営者と話していても得るものはありません。
    生産性の無い話ほどつまらないものはありませんし時間の無駄です。
    もちろんその経営者とは自然と距離を置く様になりました。

     

    彼の話に戻ります。
    彼と私は各々の得意分野を伸ばしていこうと話してました。
    彼は関連する資格を数多く取得し、現場の品質向上に努め、若い子を育てていく事に尽力していました。
    私は法人化は当然のこと、社屋を建て、きちんと組織化し、保険関係や退職金制度などの労働環境整備、さらには下請けから元請けに脱却すべく動いていました。
    まだまだ道半ば、志半ばではあるものの、2人ともある程度のところまでは目標を達成できていたのではないかと思います。

     

    残念ながら彼は旅立ってしまいましたが、彼の想いや遺志は私が継いでいかねばなりません。
    これからも仲間達と想いをひとつにして全力で戦っていきたいと思います。

  • 働き方改革について思う

    2021年2月10日(水)鬼澤コラム

    弊社HPをご覧頂きありがとうございます。
    鬼澤塗装店の鬼澤です。

    暦の上では立春も過ぎ、少しは春が近づいてきたかと思いきや、まだまだ朝晩は冷え込みが続きますね。
    今年は例年に比べて非常に雪が多く大変ですが、現場で働く職方達は文句も言わずに頑張ってくれてます。
    支えてくれているスタッフ達には感謝しかありません。
    安全第一で頑張って参ります。

    今回は働き方改革について少しばかり私見を述べさせて頂ければと思います。
    2019年から施行されたこの法案。
    昭和生まれの私からすると、最初にこの法案から受けた印象は最悪で呆れてモノが言えませんでした。
    常日頃から休みなく働いていた父や母及び祖父母を見て育った世代(ちなみに私は現在44才)からすると、週休2日制で年間休日105日など政府も無理難題を吹っかけるものだなと思ったものです。
    電通のあの痛ましい事件が、ここまで極端な法案を生み出すきっかけになったのは記憶に新しいところですが、全ての職種、全ての企業に当てはまる訳がないとも思いました。
    しかしながら昨今の流れを見ていると、雇用主と雇用者の間にギャップを感じるのもまた事実で、やはり人間的な生活を送る意味でも一定の休日は必要であり、雇用主の一方的な押し付けがあってはならないと戒めています。
    特に若い世代(20〜30代)はその辺りにとてもデリケートです。
    賃金と時間のバランスはとても難しいもので、お金も欲しい、休みも欲しいなどの無茶苦茶な話は通用しないのは言わずもがなですが、経営者としては問題に対して解決方法を見出さなくてはなりません。


    私の単純な脳みそで考えた働き方改革の答えは3つ。
    ①採用をして人材を増やし時間の効率化を図る
    ②システム導入(DX)による時間の効率化を図る
    ③①+②の費用を捻出する為の利益拡大を図る


    単純かもしれませんが、この3つしかないと思います。
    そうなると熟考しなくてはならないのは「請負金額」および「利益率」です。
    はっきり言えば安い価格かつ低い利益で運営する会社は上記の①+②の様な投資も出来なくなる訳です。
    特に中小企業は安売りしたら潰れます。
    某ハンバーガー店の様な大企業は数が売れるからあの価格が成立するのであって、我々が真似したら簡単に倒産してしまいます。
    日本人の特徴として「利益を出すのは悪」の様な風潮もありますが、これは大きな間違いで、利益を出さねば淘汰されてしまう事を強く意識せねばなりません。
    もちろん原価を下げる為の努力も必要でしょう。
    しかしながら我々の資材(塗料や副資材等)は簡単に値下がりしません。
    取引量、長年のお付き合いを評価してもらっても下がる比率は大きくはありません。
    加えて人件費に関しては下げたらどうなるかは誰にでも分かる事ですね。
    良い仕事を残す為にかかる資源(ヒト、モノ、カネ)は大切にせねばなりません。

    一昨年の増税に加えてコロナの影響もあり、会社経営がかなり難しくなってきています。
    過去の常識が通用しない世の中になってしまったとも思います。
    逆にこういったタイミングだからこそ、働き方改革にチャレンジできる良い機会だと捉えるべきなのかもしれませんね。

    我々経営者は関わる全ての人達を幸せにする為、そして守る為に存在します。
    全力で戦っていかねばなりません。
    改めて気持ちを込めて仕事に取り組んで参ります。

  • 新たなる船出

    2020年11月27日(金)ブログ,鬼澤コラム

    いつも弊社HPを見て頂きありがとうございます。
    鬼澤塗装店の鬼澤です。

    11月も終盤に差し掛かり、朝の冷え込みもかなり厳しくなってきました。
    県境にある蔵王連峰の冠にはうっすら雪化粧も見えてきました。
    そろそろ本格的な冬の到来です。
    ここ数日のニュースを見ているとコロナ感染者数も過去最高を更新するなど、第三波襲来の報道が毎日の様に飛び込んできています。
    経済活動と健康の両立の為にも、行動には細心の注意を払い感染リスクを減らしていかねばなりません。
    両立するのはなかなか難しいですがチャレンジしていくしかないですね。

    さて、9月より弊社の第15期が始まりました(個人商店時代も含めると第25期目)。
    このコロナ禍でなかなか思う様に物事が進まないもどかしさも感じておりますが、先ずは目の前の出来る事をひとつずつクリアし、コロナのダメージを大きく受けていた春先よりは業績も大きく回復改善してきております。
    この調子で頑張っていきたいですね。

    前期は過去経験した事のないくらい様々な出来事がありました。
    大きなところでは社員の退職(プライベートでの飲酒運転、病気、他業種へ転職等)が続いてしまった事です。
    これは会社の体制始め、経営者である私のマネージメントに原因があったと思います。
    どんな状況であれ社員が退職するのは社長の責任でしかありません。
    もちろんルールを順守させられなかった事は言わずもがなですが、社員の健康管理を徹底できていなかった事、社員が夢や目標を持ち、伸び伸びと成長できる環境を整えられなかった事は経営者として大きく反省すべきだったと思います。
    今では当たり前になってきた働き方改革に上手く対応出来ていなかった事も、少なからず退職に影響していたと思います。
    人材不足、仕組み不足、サポート不足、様々なテーマと戦ってきたつもりでしたが、結果だけ見れば私の努力が足りていなかった様です。
    猛省し次に繋げていかねばなりません。

    そんな最中に大きな悲しみもありました。
    去る5月3日に最愛の母が67歳の若さで旅立ちました。
    半年以上経った今でも、母を失った喪失感が消えず心の整理がついていないのが正直なところです。
    もちろん私の個人的な事は社員に関係ありません。
    それによって関わる人達へ迷惑をかける訳にもいきません。
    戦ってくれている仲間達の為にも弱った姿など見せられません。
    天から見守っている母もきっと「振り返るな!前を向け!」と言ってくれていると思います。

    ここに来てポジティブな嬉しいニュースがありました。
    20代の営業が2名と30代の営業が1名、併せて3名の人財が入社する運びとなった事です。
    この3名は素直さ+若さ+清潔さをクリアしている事に加え、弊社の価値観の根幹でもあり今回の面接に於ける一番のテーマにしていた「誠実さ」を強く感じ取る事が出来た人財達です。
    そんな頼もしい仲間達が増えた事をとても嬉しく思いますし、これからの展開がかなり楽しみです。

    そして、そんな有望な若者達の人生を預かる私の責任はかなり重いです。
    しっかり育てていかねばなりません。
    弊社に関わる全ての人達が、夢を見て、目標を立て、確実に成長出来る、そんな会社にしていかねばなりません。

    社長が変われば会社は変わる。
    むしろ変化していかねば未来は無いと言っても過言ではないでしょう。
    「変化=成長」
    この方程式を強く意識して行動していきたいと思います。

    鬼澤塗装店の新たなる船出の始まりです。

    皆を幸せにする為の舵取りを精いっぱい頑張って参ります。

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